今月はイベントの司会のお仕事があれこれ重なっているうえに、
保育園の謝恩会の準備もあり(役員のため)、ギッチギチの日々を送っています・・・。
ーーこうも毎日忙しいと現実逃避したくなる私。
そんな中。
司会の原稿作成の合間合間に、息抜き代わりに読んでいた本がこちら。
藤枝理子さんの著書、
『もしも、エリザベス女王のお茶会に招かれたら?』
著者の藤枝理子さんは、前著『サロンマダムになりませんか?』を読んだ時から隠れファンで、
ブログをいつも読ませて頂いていました。
英国式の正しいアフタヌーンティーのマナーについて、
とても丁寧にわかりやすく紹介されている本です。
平凡な暮らしをしている一般庶民の私にとっては、
はっきり言って非・現実的な世界です。
だからこそ、まさに「現実逃避」として、仕事の息抜きにピッタリ!
もう、1ページ1ページめくるごとに、ためいきもののエピソードや写真のオンパレード。
エリザベス女王のお茶会に呼ばれることは一生ありえない私ですが、
でも、世の中にはこんな世界もあるのかと思いながら読んでるだけでも楽しかったです。
それでいて、ところどころ、普段の生活やおもてなしに生かせる話も満載でした!
●例えば、誰かのおうちに招かれた時、手土産として生菓子を持っていくのはNG。
なぜなら、ホスト側は何かスイーツなどを用意してくれているはずなのに、
そこに生菓子を持っていくということは、
「あなたの家で出るお菓子は口に合わなくて・・・」とマイナスの意味にとられることがあるから。
(じゃぁ何がいいのか?⇒チョコレートがオススメだそうデス)
●同様に、招かれたパーティーで、持参したマイナプキンやタオルハンカチなどを膝に広げると、
やはり『あなたのおうちのナプキンって、洗ってあるかどうかわからなくて、使う気になれないわ』
ととられてしまう恐れがある。
他にも、
●ティーカップ&ソーサーは、どんな時にソーサーごと持って飲み、
どんな時にカップだけを持つのか、
●3段スタンドのサンドイッチやスコーンの食べる順番や、
食べきってはいけない暗黙のルール・・・などなど。
・・・まぁ、こういったマナーを覚えたところで、いつそれを披露すんのさ?っていうほど、
私にとっては縁のない『アフタヌーンティー』ではありますが(笑)。
だって。。。
なんたって、こーゆーところで読んでるくらいだし。
1人でラーメン食べながら読む本じゃねーだろ!!!
・・・と自分にツッコミつつも、優雅で素敵な世界に酔いしれておりました(笑)。
まさに『現実逃避』。
(※ラーメンの汁が飛ぶのを恐れて、カバーをはずして読んでました)
そうそう、この本の写真を担当されたのは、
南都礼子さんという女性カメラマン。
以前私が妊娠中に通っていた窪田千紘先生のフォトスタイリング講座で、
外部講師による特別レッスンとして、南都先生の講座があり、
あの時から南都先生のファンでもあります。
なんたって気さく!説明がわかりやすい!ユニークな人柄!
そして、先生の撮る写真が素敵で素敵で
ーーそんな南都先生によるティーセットやテーブルコーディネートなどの写真も、
この本の見どころの1つ。
あぁ〜〜・・・・・
銀のティーセットは高価でとてもとても手が出ないし、お手入れし続ける自信もないけれど、
せめてティーナイフくらいは・・・、
せめてティースプーンくらいは・・・
と、本に刺激を受けてなんだか上質なティーグッズが欲しくなってきちゃいました。
藤枝先生のご自宅で開かれている紅茶サロンも、
いつかぜひ行ってみたいなぁ〜〜。
『いつか』じゃ実現できないから、
手帳のWISHリストに書いておこうっと。
『藤枝理子のサロンマダム日記」http://ameblo.jp/rico1995/
もしも、エリザベス女王のお茶会に招かれたら?-英国流アフタヌーンティーを楽しむ エレガントなマナーとおもてなし40のルール- [単行本(ソフトカバー)]