そういえば以前、「日記に書かせていただきますからね」と言ってたのにすっかり忘れてたことがあるので、今さらだけど書いておこう。たいした事じゃないけれど。

あれは去年の11月25日木曜日。
競馬のジャパンカップ・ジャパンカップダートの取材のため、私はウィークエンドパドックの共演者やスタッフと共に、新宿京王プラザで開催のレセプションパーティに出かけた。
このパーティに関しては、以前 競馬関係のコラムで書かせて頂いたことがあるので今回は簡単に話すと…、
実は私はこのとき、自分もゲスト(招待客)の1人として行くのだと勘違いしていた。
で、いろんな大物が出席するから、「よし、ちょうどいいから取材もしちゃえ」という、取材も兼ねた「出席」なのかと思ってたのよね・・・(だから「ええっ、私なんかが行っていいんですかね?!」とえらく恐縮していたのだ)
ところが、もちろんこれは大きな大きな勘違いで、正式に招待されているのは出走馬に関する人たち(騎手や調教師や馬主など)だけであって、パーティ開始前にマスコミ用の時間が設けられ、「取材する方は今のうちにどうぞ〜」てな感じで私達が入り込める、というだけのことだったのだ・・・
にも関わらず、私は「初めてのセレブパーティ!きゃぁ何を着ていこう!」と緊張していたのでした。

幸い前日にディレクターと話して、全て私の勘違いだということがわかったのだけど、あやうくスーツではなくパーティドレスで行ってしまうところだった。美容院まで予約しそうだったんだから。ひえーっ。

このレセプションパーティは、半分以上が海外からのお客様。みんな背は高いし、何言ってるかわかんないし、なにやらオーラ出まくりの大物ばかりで、圧倒されっぱなし。ちなみにディレクターもこういう場は初めてだとかで、なんとなく挙動不審だった(笑)。まして須田さんと合田さんが少し遅れてきたので、最初の15分くらいは私とディレクター2人、隅っこで小さくなっていた。
須田さんは「俺らはホント場違いだよなぁ・・・」と言ってたけど、なんだかんだいって須田さんはこういう場に慣れてるし、英語も喋れるから堂々としてる。
それに比べて私なんて、無名な上に英語が喋れないから、居心地が悪いったら
「あ、デムーロにもインタビューしましょうよ!」と言ったら
「あれはペリエですよ」とディレクターにつっこまれたり。
・・・い、いや、さすがにね、ペリエ騎手の顔くらいしっかり覚えていたはずなんですが・・・(まぁほら、慣れない場に高揚していて、気が動転したということで、ひとつ)

合田さんや須田さんが外国人(の偉そうな人。誰だかサッパリわからず)にインタビューしている間、その近くでひたすら「ふむふむ」という顔で、うなずいていた私。さも言葉を理解してるふり。
しかしインタビュー終了時にお相手の方が、私にまで「センキュー」とスマイルを見せるたびに、「ご、ごめんなさい。私にはチンプンカンプンでした!!」と頭の中で何度も謝っていた。


ちなみにこの日の帰りは、新宿のヒルトンで、須田さんに夕食をごちそうになった。
なぜか話の流れで、須田さんが谷村新二の「22歳」をいきなり熱唱。ヒルトンは外国人も多いので、白人たちが「・・??」という顔でチラチラ。
「や、やめてくださいよぉぉ、恥ずかしいから!みんな見てますよ〜」と言ったが、サビまで全部歌いきっていた。
「もう〜〜〜!日記に書きますよ?!」と言ったことを思い出したので、今回、こうして書いてます。どうして谷村新二の話になったのかは全く思い出せないのだけど(笑)。


日記に書かせてもらう約束といえば、もう1つ。
「須田さんは勝ち組ですよ〜」と言う私に対して、彼はいつも否定して、更に「どうせ俺は一生、1軍にはあがれない」「近い将来、俺は消えるだろうな」などとネガティブ発言をするのだけど、この夕食の時、究極の勝ち組エピソードを発見した。
なんと、高島彩アナと津島亜由子ちゃん(フリーアナウンサー)が『須田さんを励ます会』(だっけ?企画意図は忘れた)を開くという。人気の女子アナ2人が須田さんのために企画、だよ?
――そんなことありえねーだろーー!!!
ということでやっぱり須田さんは勝ち組!はい、決定。

――「そもそも さとう珠緒さんと2人で食事に行ける仲っていうだけで勝ち組ですよ」という話をしたら、つい先週「今週の週刊ポストを読め」というメールが来た。
さっそく買って読んでみると、そこには石田純一×さとう珠緒の対談ページがあり、須田さんのことがSさんという名で紹介されていた。
『あの方は恋愛対象じゃないですもーん。小太りだし…』というような内容。確かに、もし珠緒さんに本気で恋してる男性が、こんな風に自分のことを言われたらショックを受けるかもしれないような内容。
きっと須田さんは「これを読んでも、まだ俺が勝ち組だと言うか!須藤」と言いたいのだろうけど、
・・・いや、やはりこんなところで名前があがるだけで、勝ち組です。はい、決定。


注:ネタですから「人生に、勝ちも負けもないよ」というお説教は勘弁してね。