ラジオたんぱ「ウィークエンドパドック」の収録後、私は大急ぎで埼玉県川越市に向かった。
バンケットレディのアルバイトをしていた時の友達、IちゃんとA子ちゃんに会うために。

・・・と、その前に。
そういえば「バンケットレディ」についてホームページで一度も触れたことがなかったっけ。

バンケットレディとは、ホテルの立食パーティなどで、ロングドレスを着て、
髪をアップにまとめ、お客様にワインやお酒のドリンクサービスをしたり、
お料理を取り分けたりする女性のこと。
コンセプトは、上品な振る舞い&お客様への最高のおもてなし。
スチュワーデスの「パーティ版」といえばわかりやすいかな?

最初の研修で、言葉遣いや礼儀作法(おじぎの角度まで)、髪の毛のまとめかた、サーバーの練習(フォークとスプーンを使って料理を取り分ける方法)…など、覚えることはたくさんあったけれど、時給3000円以上とアルバイトにしては驚くほど時給がよく、仕事内容も覚えてしまえば割と楽。

招待客が300人を超えるような大きなコンサートパーティなどは、お客さんはみんなステージの催しに注目しているので、私たちはやることがなく、ただニッコリ微笑んでいればいいだけの時もあった。

ちなみに身長160センチ以上(高級ホテルの場合、身長165センチ以上)という条件はあったけれど、ヒールの高い靴をはいてギリギリ160センチだった私は、なんとかセーフ

バンケットレディ専門の事務所に登録して、いろんなホテル会場へ派遣されるのだけど、女性オンリーの仕事場なので、事務所によっては上下関係が厳しく、女ならではの陰険なイジメも多い世界だという。

でも私が入った事務所は、「イジメがない」ことで有名なくらい、アットホームだった。
先輩に優しくしてもらったから、自分も後輩をいじめたりしない。そういう良循環型。

とはいえ、上下関係が全くないわけではなかった。
『リーダーより先に帰ってはならない』とか、『控え室では、新人は手前に座る』とか、『まとめ髪が綺麗にできているか先輩に毎回チェックしてもらう』(許可が出るまで何度もやり直す)など、いい意味での緊張感はあった。

でもリーダー4〜5人以外はみんな同世代の女の子ばかりだったので、学校帰りに3時間くらいバイトして、友達に会えるのがとても楽しかった。

いやぁ、本当にめっちゃくちゃ楽しかった。

今でも、またあの仕事をしたいと思うほどです(笑)。


ただ残念なのは、私たち同期はみんな、大学や短大を卒業と同時にバイトを辞めてしまい、(就職するんだから当然なんだけど)、まだ携帯メールがない時代だったので、それきりほとんど音信不通になってしまっていた。

ところが最近になって、A子ちゃんが私のホームページを発見し、メールをくれたのがきっかけで、久々に、特に仲の良かったA子ちゃん&Iちゃんと会うことになったのだ。

6年ぶりに会った彼女達は、外見はさほど変わっていなかったものの、内面に驚きの変化があった。

まず、当時 面食いで有名だったA子ちゃんは、デブ専になっていた(笑)。
つい最近まで付き合っていた彼氏が、お世辞にもハンサムとはいえないルックス&おデブさんだったらしく、それでも人の良さに惹かれ、5年付き合い、「人間は顔じゃない」と学んだのだそう。

A子ちゃんといえば、6年前の大学時代は

「好みのタイプは大沢樹生」と言い放ち、
「え?大沢たかおの間違いでしょ・・・?」と誰もが聞き返したけれど、
「ううん、元・光GENJIの大沢樹生がいいの」と言って、みんなを唖然とさせた時のことを今でも覚えてる。


大沢樹生といえば、これでもか!というくらい、とことん美形タイプ。
「あのくらい綺麗な顔が好きなの〜」と言っていたA子ちゃんなのに、

・・・6年経つと、人は変わるものね(笑)。

現在は彼氏がいないというので、一瞬、うちのテニスサークルの男子を紹介しようかと思ったけれど、
「あ、でもうちの男子、カッコイイ人いないからなぁ・・・・」とボヤいたら、
(シリー男子よ、ごめん)A子ちゃんは、
「ううん、かっこ悪ければ悪いほど、いいの!」と力説していた。


そうそう、A子ちゃんといえば、当時、野菜&魚嫌いで、お肉ばっかり食べてたのだけど、1度、病気で倒れたのがきっかけで、肉が大嫌いになってしまったという。
6年の間に、男の好みも、食べ物の好みも、180度変わってしまったのだ。

さて、
IちゃんはIちゃんで「ネイリストになりたいから、専門学校へ行く」といって、
バンケットレディのバイトを辞めたのだが、6年経った今、就職したネイルショップから独立して、自分でお店をたちあげて運営している。
かっこいい!

「そういうゆみちゃんだって、まさか本当に喋る仕事してるとは思わなかったよ」

と言われた。

ああ、そういえば私も、当時アルバイトをしながらアナウンス学校に通っていたのだった。
20代の6年間というのは、いろんな変化があるなぁ・・・と改めて思った。


――とまぁ、もともと気が合う3人だったので、話は尽きず、
次回は私の家に泊まって語り合うことになった。


ちなみにA子ちゃんは来月、海外旅行へ行くという。
ちょうど私も10月に夏休みをとろうと考えていたので、「いいな、私も便乗したい!」と言ったら、「いいよ〜♪グアムだけどいい?」とのこと。


・・・グ、グアムかぁぁぁぁぁ〜〜〜〜


まだグアム日記の3日目も書いていないというのに(汗)。
さてどうしよう。