
「PTA会議で発表しなくちゃいけなくなった」とか、
「スピーチを頼まれた」など、
人前に立ってなにか話さなくちゃいけない時、
事前に原稿を考えたり、話す練習をしますよね。

その際、必ずやってほしい練習法の1つがこれ!
【本番と同じ声量で読んで、時間を計る】
そんなの当然じゃないの、
って思うかもしれませんが、
・・・いやいや〜〜

意外とやってない人が多いです。
原稿をつくって「よし、できた!」と思っても、
たいていの人は、
ボソボソ・・・と口先だけで小声で読む程度。
中には、
声にも出さず、
頭の中だけで読んでイメージトレーニングする人もいます。
でも、
必ず本番をイメージして、
大勢の前で話す時と同じ声量で、
なおかつ時間も計ってみてください。
そのメリットは2つあります

メリット1:
つっかえない&噛まなくなります。
ボソボソと小声で読む時は、割とスムーズに読めちゃうものです。
でも、いざ本番で大きな声で読み始めると・・・、
息つぎのタイミングも変わるし、
緊張も加わるので、
とたんにつっかえたり、噛んだりしてしまうんです

たとえ本番はマイクがあったとしても、
やっぱりある程度 声は張りますよね。
メリット2:
正しい尺(長さ)を把握できる
声に出さずに頭の中だけで読んだり、
ボソボソ…っと小さい声で読んでると、
早口で読めてしまうもの。
でも、たいてい本番では、
その1.5倍〜2倍の時間がかかります。
特に「5分くらいでお願いね」などと
持ち時間を指定されてる場合は、要注意です



話しながら、
「あれ…まだ原稿の半分だ……




と途中で気付いて、
アドリブでうまくカットできる余裕がある人はいいですが、
たいていは、慌てて早口になって、
で、つっかえて余計に時間がかかって・・・



という最悪のパターンになりかねません(^_^;)
パーティーなどでも、
幹事がお偉いさんに「ご挨拶を5分程度でお願いします」と頼んでおいても、
実際は10分以上話すオジサンっていますよね(笑)。
でもあれ、
本人は5分程度しか喋ってないつもりなんですよね

事前に声に出して時間を計ってない証拠でもあります。
スピーチ慣れしている人こそ、よくあるパターン。
皆さんはそうならないよう、
必ず本番をイメージして、
なおかつ時間も計ってみてくださいネ


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