最近、個人レッスンのご依頼が増えてきました。

先日は、「謝恩会で、父母代表として挨拶をしなくちゃいけないので、マンツーマンでレッスンしてほしい」というFさん。


Fさんは1年前に、発声の基礎編を受講してくださっていたので、
今回はすぐに実践的なレッスンができました(^-^)。


今回のように、「本番」を控えてる場合のレッスンでは、
ビデオで撮影しながら、実際にしゃべってもらいます

原稿の内容もアドバイス
させていただきます。

今回は「きっと本番の会場ではマイクを使うだろう」ということで、本物のマイクも用意しました。
(私が普段講座で使っているマイマイクがあるんです。)



マイクを使うかどうかでも、声の出し方・聞こえ方は変わりますからねぇ。


そして、ビデオを見て、声の出し方、トーン、表情などをチェック。



Fさんはとってもほんわかとした優しい雰囲気の方なのですが、
なぜか原稿を読み始めると、
・・・・・・暗い


お別れの会だから、底抜けに明るくする必要はないですが、


「そのトーンだと、謝恩会じゃなくてまるでお葬式みたいですよ…(^_^;)」

と指摘しても、ご本人としては自覚がないらしく、

「え!暗いですか??」と首をかしげていました。


ところが、撮影したビデオを見せたら、


「わ、ほんとだ!(゚ロ゚;) 暗いですね、私!!と、とても驚かれていました。





―――そうなんです。


上達の近道は、「ビデオに録ること。」




撮影して、客観的に見ることによって、

自分の話しグセなどに気づいたり、

早い・遅い、

明るい・暗い、

姿勢の悪さ、

髪の毛を触ってしまう、服のスソをいじってしまう、といった仕草のクセ


・・・などなど、とても明確にわかります。




自分で見てもらうのが一番

私が指摘するまでもありません(笑)(^^;)




もちろん、もっと細かい点やテクニック的な部分は、プロ(私)の出番!

メリハリのつけかたとか、

表現の工夫、

言葉尻りの処理の仕方、

目線のやりば、

間のとり方、

……などなど、丁寧にアドバイスさせて頂きます



もちろん、文章の内容もチェック。



ということで、次回は、謝恩会の挨拶のコツなどをご紹介しますね。