赤ちゃんの顔つきが日に日に変わってきた。
どんどん顔立ちがはっきりしてきて、愛しさ倍増。
こんなに可愛い赤ちゃんを、私のものにしていいんですか?!って感じ。
今日、ついに退院しました。
産むまでの3日間は長かったけど、そのあとの5日は早く感じたなぁ。
ところで、退院する前に、どうしてもお礼を言いたい人がいた。
私の陣痛は3日間かかったから、その間、勤務時間の関係で合計6〜7人の助産師さんや先生が携わってくれたのだけど、中でもとてもお世話になったのが、
助産師Kさん、
助産師Mさん、
そしてI先生。
この3人の方々には、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱい。
親身になって、なんでも対応してくれた。
私が「痛い」「もう切っちゃってください」と嘆くたびに
優しく励ましてくれたりもした。
でも陣痛の間は、なんたって痛いし苦しいから、
ゆっくり会話したり、お礼を言ってる余裕はないし、
生まれたら生まれたで、すぐにいろんな処置が行われて、助産師さん達はバタバタ忙しい。
翌日からは私はもう赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいで、
結局、ちゃんとお礼を言えてなかったのだ。
でも、どーーーーーしてもお礼を言いたかったので、
退院する前に、分娩室のあるフロアへ寄り、3人それぞれに感謝の気持ちを伝えた。
特に助産師Mさんは、私が一番つらかった2日目と3日目の昼間に付き添ってくださった方なので、Mさんの顔を見るや否や、泣いてしまった。
つらかった陣痛や、とてもお世話になったことなどがよみがえってきて、
涙があふれてきてしまった。
そんな私を見て、Mさんは優しく微笑み、
「もうすっかりお母さんの顔になってるじゃな〜い」と肩をなでてくれた。
I先生は、「あのあと、僕も気になってたんだけど、無事に23時過ぎに生まれたんだってね。あのまま子宮口が進まなかったら、もう帝王切開もやむを得ないかなと思ってたんだけど。本当に良かったですね〜」と言ってくれた。
I先生は、毎日毎日たくさんの出産を見てるだろうに、
5日前の私のことを覚えていてくれたことに感動した。
出産に携わる仕事って、本当にすごい。
毎日、命の誕生に立ち会えるのは素敵だけど、
仕事はそれだけじゃない。
特に助産師さんは、
陣痛に苦しむ妊婦を励ましたり、
腰をさすったり、
水を持ってきたり
時には下のお世話をしたり・・・、
決して華やかな仕事ではない。
私のように、弱音ばかり吐く妊婦もいるだろうし(笑)、
「痛い、痛い」と泣き叫ぶ妊婦もいるだろうし、
痛みでイライラして、八つ当たりする妊婦もいるかもしれない。
それでも笑顔でテキパキ対応する彼女たち。
あぁ〜、すごい。
心から尊敬します。
次に産む時も、この3人の方々にお願いできたらいいのになぁ・・・。
プロフィール
須藤(すどう)ゆみ。
●著書【フセンと手帳で今度こそ、家が片づく】(朝日新聞出版から発売)
●監修【おうち整理手帳2024】
●フリーアナウンサー
●整理収納アドバイザー1級
●あな吉手帳術 トップディレクター講師
<略歴>
FMぐんまのラジオパーソナリティーをはじめ、民放テレビ局などでレポーターやナレーターを務め、フリーアナウンサー歴は今年で25年目。
出産後は働くママのための講座もスタートし、「お片付け・収納講座」「手帳術セミナー」「美声・スピーチ講座」などの講師を務める。群馬県在住。お仕事のご依頼は、https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=EvjcjkAからお願いします
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