最近 毎週のように耳にする、幼児虐待や育児放棄のニュース。

自分も母親になったからなのか、異様に反応してしまい、
まるで身内の事件かのように号泣したり、胸が苦しくなってしまいます。

特に最近とてもショックだったのが、
大阪のマンションで置き去りにされて亡くなった 幼い兄弟の事件。

実は私、この1週間、ずーーっとこのニュースを引きずってしまってます。
あまりに2人の兄弟がかわいそうでかわいそうで・・・。

その後の捜査で、更に詳細が公表されればされるほど、すさまじい状況だったことがわかり、もう悲しくてやりきれません。

「ママー!ママー!」と毎日泣き叫んでいたという。

食料は何もなかったという。

エアコンがついてなくて、洋服を脱いで裸でいたという。

暑くて、冷蔵庫の冷気を浴びていたという。

部屋はゴミの山で、身動きできる空間はわずか1畳のスペースだったという。

ドアはガムテープが貼られていて、出られなかったという。

泣き声というより、叫び声や悲鳴に近かったという。

 

―――あぁ・・・、もう想像しただけで、涙が止まりません。

なんて残酷な殺し方なんでしょうか。
胸が苦しいです。

書いてても涙が出てきます。

「こんなに引きずるなんて、私、ちょっとおかしいのかな?」と思ったけど、
ママ友に聞いたらやはり「私も泣いた」「想像するだけで泣けてくる」と言っていて、ちょっとホっとしたり。

もうあの事件の続報は見ないでおこう、と思うのに、ヤフーのニュースなどで見出しを見るとついクリックしてしまい、また泣いてしまう・・・その繰り返し。

自分でも馬鹿だなと思うけど。

でも見ずにいられない。

母となった今、もう無視できないニュースです。




そんな中、ママ友のTちゃんが、おととい幼児虐待の疑いで110番通報されました。

アパート暮らしのTちゃんが、夫婦ゲンカをして怒鳴りあっていたら、ちょうどお腹をすかせた赤ちゃんが大泣きし、少しの間、泣かせたままケンカを続けたため、


『父親が赤ちゃんに虐待』→→『止める母親』→→『赤ちゃん大泣き』


とご近所さんが勘違いしたらしく、「幼児虐待ではないか」と通報されたんだそうです。

Tちゃんは笑い話として話してくれたけど・・・


でも私、ちょっと安心したことがあります。

心配して通報してくれるご近所さんがいてよかった、って。


幼児虐待の件にしろ、高齢者行方不明 続出の件にしろ、
最近は、ご近所に無関心であるがゆえに防げなかったケースが多いですよね。
なんだかさみしいな…。

今、我が家は地域の班長(といっても、わずか7世帯ですが)の当番で、面倒くさい事もありますが、ご近所さんと接するいい機会と思って頑張ります。