表参道で開催されている窪田千紘先生の写真スタイリング講座。
その後、ブログでは特に報告してませんでしたが、全8回のレッスンすべて出席しました
なんたって授業料が決して安くないですからね、意地でも通いましたよ(笑)。
このレッスンには毎回課題(宿題)があることは以前のブログ(09年6月14日、09年7月12日)でも書きましたが、
第2回目の課題では、私は最初にこちらを提出しました。
『ナチュラルライフ』をテーマに、昔ながらの洗濯板と固形せっけんでリネン類を洗って干す…、というストーリーを思い描いて、撮りました。
天気が良くてさわやかな風が吹いている感じとか、石けんの美しさなんかを強調したつもりです。
(といっても、リビング内で撮ったので、実際は風なんか吹いてないし、こういう写真は晴れの日より曇りのほうが綺麗に撮れたりするんですけど。これは曇りの日の午前に撮りました)
生徒さんのほとんどが一眼レフを持っている中、
相変わらず私だけ普通のコンパクトデジタルカメラなので気遅れするものの、
このレッスンの意図はカメラの使い方ではなく、小物のスタイリング(並べ方、見せ方)なので、まぁ気にしない気にしないっと。
細かいアドバイスやダメだし内容については、教室の企業秘密だそうで第三者に明かしてはいけないのですが、ひとつだけちょっと打ち明けますと、1度目の提出の際、
「干してるフキン以外に、もう一枚クシャっと置いてみてはどう?」と先生から提案されました。
言われた通りにやってみると・・・
わぁっホントだ
急に手洗いのリアルさと、素朴な味わいが出た!!
そのほかにも細かい部分を手直しして提出したのが、こちら。
すると先生からは、
「1回の手直しでとても良くなりましたね。これで今回は提出してください」
とのコメントが!!
やった〜〜〜と、飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。
しかしこれで調子に乗ってしまった私。
次の課題ではコテンパンにやられました・・・。
提出したのはこちら。
しかし、まず最初のダメだしは「テーマがよくわからないわね」とのこと。
確かに・・・・テーマはなかったんです
先生からの課題が『グリーン』(植物としてのグリーンでも、色のグリーンでもOK)だったので、私はただグリーンの小物を集めて可愛らしく撮っただけで、そこにストーリーがなーんにもなかったんですよね・・・。
そこをズバリ指摘されたので、あわてて『ホームパーティーで、ウェルカムサプライズとして、各お皿にプチプレゼントが置かれている』という設定にし、少し手直ししました。
が、2〜3回やり直しても「最終OK」はもらえず、先生には、
「うーん…なんだか、家の中からとにかく緑色の可愛い小物を集めました、って感じよね。そういうのは初心者のやること。もうそのレベルは卒業しないと。せめてストーリーか主役がはっきりしてないとね」
とガツンと言われました。
シュルルルルルル・・・・・・
でも先生のおっしゃる通り、確かに白いミニジョーロとか緑のガラス瓶などは、そこに置いている「意味」がまったくないんです。
正直、可愛いから入れたかっただけ・・・
そのあたりの心境が、先生にはバレバレで恥ずかしい限りでした(笑)。
でもスタイリングの奥深さを改めて感じて、ますますカメラが好きになりました。
ちなみに、私に限らず先生も生徒さんも、1枚のOK写真を作るために、何十枚も撮ります。
並べ方を変えたり、撮る角度を変えたり、カメラの設定を変えたり・・・。
下の写真はそのほんの一部。実際は合計50枚くらい撮りました。
石けんを主役にしてみたり、
置く位置をすべて真逆にしてみたり、
朝の太陽光を利用してみたり(でもやはり光が強くてNG)
壁紙を利用してみたり、
壁紙の色を変えてみたり…
何十枚も撮って、すぐチェックできたり、削除できるのはデジタルの最大の魅力ですね♪
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スタイリングって奥が深いんですねぇ・・・・・
テーマを決めていない事に気が付く先生は流石ですね。
素人の私から見たら素敵な写真だと思いますが・・・
私も写真を撮るのは好きですが、最近は娘ばかりです・・・・・