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こちらは私の番組卒業に向けてみなさんが送ってくださったメール・FAX・お手紙です。


なにせこの量なので、本番中はすべてに目を通すことができませんでしたが、大事に自宅に持って帰ってきました。

皆さんからの温かいメッセージ、永久保存です!

本当にありがとうございました!!

 

本当は最終日翌日にゆっくり読もうと思ってたんですが、

なんでだろ・・・、手が伸びないんですよ。


読みたい、でも読み終わったら本当に終わっちゃう。。。。。みたいな???

またあの寂しさを味わうのが怖かったのかな〜〜〜?

 

最終日から10日経って、ようやく今日、一気に読ませていただきました。

なんと読み終わるまでに2時間強かかりましたヨ。

こりゃ、本番中に読めるわけないねぁ〜〜()

 

 

8年間、お疲れ様!元気な子を産んでね」とたった1行のシンプルなメッセージもあれば、

A4用紙2枚にわたって、長いメッセージを送ってくださった方もいたり、

そうかと思うと、

「今までずーっと聴いていたけど、お便りを送るのは今日が初めて」という方もいたり。

いろーんな方がいました。


こんなにたくさんの人に激励メッセージをいただいたり、卒業を見守っていただける仕事って、そうはないですよね。

うちの母もすべてのメッセージを読んで、
「ありがたいねぇ・・・」と号泣しておりました。

 

メッセージの中で特に多かったのが、「ゆみちゃんの声で元気づけられました」といったような内容なのですが、
とーんでもない!元気づけられていたのは私のほうですよ〜。


生放送ですから、この8年間、そりゃ体調が良くない時もありました。

好きな人にフラれて、食欲がなくなるくらい へこんでいる時もありました。

放送内容にクレームが来て、落ち込んだ時もありました。

 

でも、救ってくれたのは皆さんからのメッセージなんです。



思えば今から8年前、当時の事務所のマネージャーに「FMぐんまでオーディションあるけど、受ける?」と聞かれた時、間髪いれずに「受けます!!」と即答した私。


私の学生時代は自分の部屋にテレビなんてなかったから、勉強してるふりしてもっぱらFMぐんまを聴いていました。
(まぁ主に深夜番組でしたけど・・・)

川上直子さんや交通情報センターの古谷さんの声も、その頃から聴いてました。

だから、そのFMぐんまに自分が出られるかもしれないと思った時は嬉しくて嬉しくて。

それまで受けたオーディションの中で、一番本気で臨んだような気がします。


そして念願かなって、採用決定。 


とはいっても、たいしたキャリアもないし、それまでラジオ経験はあったものの、2人以上で進行する番組ばかりだったので、1人で2時間の生放送を進行するsite9-11は未知の世界。

よくまぁ、そんなヒヨっ子の私を採用してくれたなぁ、と今更ながらFMぐんまさんには感謝です

 


そんなわけで、最初の1年は無我夢中。

応援してくれるメッセージももちろんありましたが、当初は「ブリっこ」「喋り方が幼い」「自分のこと アイドルと勘違いしてませんか」などのメールも来て、ズドーンと落ち込んだことも

で、萎縮しておとなしくなっちゃって、あまり「自分」を出さないような放送をしていた時期もありましたが、そうすると確かにクレームと言うクレームは来ないけど、それって「面白みがない」放送だし、

「これじゃ、誰が喋っても同じでは・・・」と悩んだりしました。

当時の事務所の社長に、「須藤らしさが全然出てない」と言われたこともありました。
 

確かに、「可もなく不可もなく、といったソツのないパーソナリティーにはなるな」、と昔からいろんな先輩に言われてきました。
私もそう思います。

万人に好かれる放送なんて無理だし、
個性を出せば、それを支持する人・しない人が出てくるのは当たり前。

そう、自分に言い聞かせて、後半の数年間はマイペースにやってきたつもりですが・・
まぁでも相変わらず、最終日の前日までリスナーさんからのメールに一喜一憂して、胃が痛くなったりもしましたねぇ(笑)。


たった2時間の放送でも、準備は1日がかりで大変で、「辞めたいな」と思ったことも何度もありましたが、
それでも辞めずに来られたのは、応援してくださったリスナーの皆さんのおかげ。

「ゆみちゃんのトークが大好きです」「声が好きです」「録音してまで聴いてます」などなどのメッセージに励まされて、なんとか8年やってこられた気がします。



時には、都内で活躍する先輩DJ達に「辞めたい」「リスナーの批判メールに耐えられないんです」と愚痴ったことがありましたが、そのたびに
「でもね、この仕事をしたいと思ってる人は五万といるんだよ」
とか
「中には“ノーギャラでもいいから番組をもちたい”という人もいるんだし。」
などの言葉にガツーンと頭を殴られたような感覚でした。
そんな時は、
喋り手を目指してた頃の初心を思い出して、自分を奮い立たせました。



ありゃぁ・・・・なんだかまとまりませんが、今日はこの辺で。
(あとで清書するかも。。。